デイトレードの基本
「デイトレード(Day Trade)」は、1日のうちに取引を完結させるスタイルです。
朝にポジションを持ち、夜にはすべて決済してしまうため、翌日にポジションを持ち越すことがありません。
これにより、スワップポイントの影響を受けず、また夜間の急変動によるリスクも回避できます。
デイトレードのメリットは、一定のルールで日々トレードを繰り返すことで、生活リズムを崩さずに相場に向き合える点です。
また、短期的なトレンドを活かしながら、比較的冷静にエントリーやイグジット(決済)を判断できるのも特徴です。
デイトレードでは、5分足?1時間足のチャートをメインに使い、移動平均線やボリンジャーバンド、MACDなどのテクニカル指標を活用して取引を行います。
経済指標の発表時間などを事前に把握し、短期的な価格変動を予測しながらトレードを組み立てていきます。
ただし、1日中チャートに張り付いている必要があるため、集中力や体力、そしてストレス耐性も求められます。
また、トレード回数が増えるため、取引コスト(スプレッドや手数料)も意識しなければなりません。
デイトレードに取り組む際は、しっかりとした戦略を持ち、エントリーと損切り・利確のルールを明確にしておくことが重要です。
感情に流されず、毎日の取引結果を振り返ることで、少しずつ成長することができるでしょう。